sayurin1

さゆりんの人生模索の旅にようこそ♪
人生における様々な模索を、文章にて展開いたしたく
何事も経験ということで、作ってみました♪

☆ここから始まる、私の創作文章は
いっぺんー I can't stop reading you.
「お題つき800字小説」の参加小説です

お気楽主婦の気まぐれですが、どうぞお付き合いくださいませ★

 

2006年2月16日

イタミ。。。

 

tr01

君の痛みにね

もしも

僕の傷が必要なら

どんなに深い痛みにも

耐えて見せよう

君の痛みにね

もしも

僕の血が必要なら

どんなに紅い液体でも

流して見せよう

君の痛みにね

もしも

僕の愛でも必要としてくれるなら

どんなに深い海にでも

この身を投げて見せよう

だから

君は君を傷つけないで

もしも

僕を信じてくれるなら

きっと

君を愛して見せるから

愛が君を救うなら

風呂いっぱいの紅い液体でこの身を沈め

君のために泣こう

僕の死など

風のように

君の髪を少し揺らして

通り過ぎていくだろう

 

投稿者 さゆりん : 17:58 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月12日

身の回りバトン☆

葉月さんからのバトン☆

やる前から面白そう♪
お題から連想されるものや人を回答するみたいです。。。

お題。。。

1.信号待ち
2.駅前
3.教室
4.パソコン
5.写真
6.おそろいのキーホルダー
7.お守り
8.ランドセル
9.シルバーのネックレス
10.赤ペン
11.助手席
12.ベビーカー
13.体重計
14.時計
15.お風呂
16.灰皿
17.チョコレート
18.カレンダー
19.雑誌
20.ベット
21.マグカップ
22.洋楽
23.寝癖直し
24.制服
25.オルゴール

感想は?

では、いってみます☆

続きを読む "身の回りバトン☆"

投稿者 さゆりん : 02:34 | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月10日

Sの背中

cl_cat_1_4

Sが居なくなってから。。。
私は毎日Sの家で眠っている。
Sを待っているわけではない。
Sを征服したような気持ちに酔い痴れているような・・・

私の夜は明け方始まる。
店を出て、私のアパートの前を通り過ぎ始発に乗り込むのは変な気分。

その扉を開けると、正面奥に見える朝日に碧く照らされたソファ。
一人掛けのそれはSの背中に見える。
今にもくるりと振り返りそうな。。。

私はそれに深く座り、Sの残り香を探すのを楽しんだ。
もう一週間。
まるで詩人にでもなったように、ステンレスの月をただ見つめる。
今日がいつで終わったのか、そしてもう明日になっているのか。。。
私の今日はいつでも砂のように落ちていった。

Sも・・・

私の今日と同じように、留まることなくするりと抜け落ちて
いつも私の前を歩く。
見つめる女など振り返りもせず。

Sの服をだぼだぼと着て出勤する私に、周囲の目が怪しさを帯びているのを感じる。
その度に私は恍惚に酔うのだ。
私はSの部屋で暮らし、自分のものを持たずSの物を身にまとう。

この椅子で薄い眠りにつき、Sを思う。
眠りの中ですら私はS一色だ。
あの冷たい目が、記憶から妄想に塗り替えられていく。
そうだ、私はSが居なくなるのを待っていたのだ。
と思うくらいに、私の一週間は充実していた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」

今まで鳴ることのなかった電話が鳴った。
背筋が凍る。
S?
まさかね。
もしもSなら、ここには電話をかけない。

「・・・もしもし・・・?」
恐るおそる出てみる。
好奇心だった。

「もしもし!?加奈ちゃん?私!涼子!」
電話の向こうで、りょうちゃんが怒鳴る。

「・・・・。」
「どうしても会いたいの。時間取れない?」

「・・・いつ?」
「早いうちがいいの。」

「今日?店に出る前なら・・・。」
「何時?加奈ちゃんに合わせるから、時間と場所。」

「じゃあ、4時にこの下の喫茶店で。」
「わかった。」

そして何も言わずに切った。
りょうちゃんが何故私に会いたいのか。
私にはわかっている気がした。
りょうちゃんはSの居場所をつかんだ?

「まさかね。」
声に出して、窓を開ける。
冷たい風が身体を通り過ぎ、そして消えた。
下を見下ろすと、駐車場で黒い何かが車にひかれて死んでいた。
猫。
小さいその死体を見下ろし、
「まさかね。」
と、もう一度つぶやいた。

投稿者 さゆりん : 01:11 | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年10月28日

Sの彼女

cl_chou_2_1

 

小瓶を見つめていた。

奈津美からあの日に手渡された、Sの忘れ物。
この小瓶に「S」の愛がつまっている・・・?

続きを読む "Sの彼女"

投稿者 さゆりん : 14:30 | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年10月24日

Sの涙

cl_butter_1_1

気がつけば霧雨。

こんな日はSのことを思い出す。

改札の階段を、滝のように流れ下りてくる人混み。
まるで滝のように、決まった服装の塊が
ドバッと流れてはまばらになり、少しの間を置きまた塊になる。

続きを読む "Sの涙"

投稿者 さゆりん : 21:26 | コメント (7) | トラックバック (0)